肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)について
肺炎球菌ワクチンの受付をしております。自由診療では1回8900円の費用がかかります。
肺炎球菌は、一般社会生活を送っている人に見られる肺炎の原因菌としてもっとも重要で、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの原因にもなります。
肺炎球菌ワクチンは、日本に分布する肺炎球菌きょう膜型の約80%に対応することが出来ます。
予防接種は、1回に0.5mlを皮下注射します。健康な人では、少なくとも接種後5年間は効果が持続するとされており、1年中のどの時期に接種してもよく、高齢者などは、出来るだけ早く接種することが望ましいと考えられています。
2回目の接種をすると注射部位の局所反応が強く表れることがあるので、少なくとも5年以上の間隔を置いて2回目以降の接種をお願いしております。 副反応としては、注射部位の腫れ、痛み、ときに軽い発熱がみられることがありますが、日常生活に差し支えるほどのものではありません。
なを、肺炎球菌に対する抗体価は国内で商業的に測定を行っている機関はありません。
※ 国立市では、公費負担が受けられます。市に申し込みを行っていただき、受診券をお持ちいただければ、既定の料金(国立市では、2024年度は2500円の負担)にさせていただきます。
公費負担について
肺炎球菌ワクチンの接種歴のない方が対象となります。
市報で詳細が発表されるので、こちらで確認してください。
2024年度は、今年度(今年4月から来年3月まで)新たに65,70,75,80,85,90・・・才となる方を対象に新しい接種方法が始まりました。
2025年以降、接種対象者は65歳の方のみと方針変更となりますのでご注意ください。